小出吉親(読み)こいで よしちか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小出吉親」の解説

小出吉親 こいで-よしちか

1590-1668 江戸時代前期の大名
天正(てんしょう)18年生まれ。小出吉政次男。兄吉英(よしひさ)が和泉(いずみ)(大阪府)岸和田藩の宗家をついだため,慶長18年(1613)但馬(たじま)(兵庫県)出石(いずし)藩主小出家3代となる。大坂の陣では徳川方に属し,兄をたすけて戦功をたてる。元和(げんな)5年(1619)丹波園部(そのべ)藩(京都府)藩主小出家初代。2万9000石。寛文8年3月11日死去。79歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android