執情(読み)しゅうじょう

精選版 日本国語大辞典 「執情」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐じょうシフジャウ【執情】

  1. 〘 名詞 〙 かたくなに思いこんだ気持一途(いちず)に思いつめた情。
    1. [初出の実例]「女はことにしうしゃう深きに依りて、三途の業尽きず候ぞや」(出典:曾我物語(南北朝頃)一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android