培養表皮移植

共同通信ニュース用語解説 「培養表皮移植」の解説

培養表皮移植

患者本人から正常な皮膚組織を採取して表皮細胞培養、シート状にして移植する治療法。拒絶反応心配がなく、広い範囲に移植できる。日本では2007年、「ジャパンティッシュエンジニアリング」の培養表皮が初めて製造を認められた。09年には重度のやけど患者への移植に保険適用され、16年には「先天性巨大色素性母斑」に適用が拡大された。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android