デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「基真」の解説 基真 きしん ?-? 奈良時代の僧。近江(おうみ)(滋賀県)の人。山階(やましな)寺(興福寺)に属する。天平神護(てんぴょうじんご)2年(766)奈良の隅寺(すみでら)から仏舎利がでたと上申,その瑞祥(ずいしょう)によって道鏡が法王位についた。功により法参議大律師に任じられ権勢をふるったが,2年後に失脚,飛騨(ひだ)に流された。法名は基信ともかく。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by