デジタル大辞泉 「埼」の意味・読み・例文・類語 き【埼】[漢字項目] [音]キ(漢) [訓]さい さき[学習漢字]4年1 みさき。2 山の端。[補説]1は「崎」「碕」と通用する。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「埼」の読み・字形・画数・意味 埼常用漢字 11画(異体字)崎11画 [字音] キ[字訓] さき・みさき[字形] 形声声符は奇(き)。奇は剞(きけつ)(曲刀)の形に従う字で、不整形なるものの意がある。水岸の曲折しているところをいう。〔文選、上林の賦〕「埼堆に激す」の〔李善注〕に「埼は曲岸の頭(ほとり)なり」とあり、わが国では岬の意に用いる。岬は〔玉〕に「山旁なり」とあり、山側をいう字。埼はまた崎・碕に作る。[訓義]1. さき、みさき。2. 山のかたわら。[古辞書の訓]〔新字鏡〕碕 石乃出太留佐(石の出たるさき) 〔名義抄〕崎 サカシ・サキ・トマリ・ウツハア(ヤ)シ/崎嶇 カタブク・ヤマノミチ・ホトリ*語彙は崎字条参照。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報