堀内誠之進(読み)ほりうち せいのしん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「堀内誠之進」の解説

堀内誠之進 ほりうち-せいのしん

1842-1879 幕末-明治時代の尊攘(そんじょう)運動家。
天保(てんぽう)13年10月生まれ。土佐(高知県)郷士島村文蔵の次男同郷の羽田恭輔らと国事に奔走。征韓(せいかん)論をとなえる丸山作楽(さくら)にしたがい,明治4年朝鮮渡航をくわだてて捕らえられ,終身禁固となる。西南戦争がおこると脱獄して西郷軍にはいるが,政府軍に自首し,明治12年10月獄死した。38歳。初名は安範,のち安春。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android