堀口千代(読み)ホリグチ チヨ

20世紀日本人名事典 「堀口千代」の解説

堀口 千代
ホリグチ チヨ

昭和期の看護婦 元癌研付属病院総婦長;元サンケイ新聞「ガン電話相談」カウンセラー



没年
昭和60(1985)年4月3日

出身地
千葉県富浦

学歴〔年〕
東大分院看護婦養成所卒

経歴
昭和16年、当時わが国で唯一がん専門病院だった東京・上池袋の癌研付属病院に入り、看護婦、婦長、総婦長として40年余。そして57年8月から59年4月までサンケイ新聞「ガン電話相談」のカウンセラーとして生涯をがんとの闘いに捧げてきたが、以前手術を受けた乳がんが59年4月に再発、自らもがんに倒れた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「堀口千代」の解説

堀口千代 ほりぐち-ちよ

?-1985 昭和時代の看護婦。
昭和16年東京の癌研究会付属病院にはいり,婦長,総婦長となる。57年から59年まで「サンケイ新聞」の「ガン電話相談」のカウンセラーをつとめた。昭和60年4月3日死去。千葉県出身。東京帝大分院看護婦養成所卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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