堀小多満(読み)ほり こたま

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「堀小多満」の解説

堀小多満 ほり-こたま

1876-1941 大正-昭和時代前期の小唄演奏家。
明治9年生まれ。もと芸妓で東京向島で小たまと称した。のち新橋にうつり,哥沢芝加葉満(うたざわ-しがはま)を名のる。横山さき師事。大正5年小唄稽古所をひらき,6年堀派をおこし,小唄家元第1号となる。12年大阪で出稽古をはじめた。昭和16年2月23日死去。66歳。本名はたま。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例