堀成子(読み)ほり なりこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「堀成子」の解説

堀成子 ほり-なりこ

1785-1853 江戸時代後期の歌人
天明5年生まれ。徳島藩主松平治昭の妹。信濃(しなの)(長野県)飯田藩主堀親寚(ちかしげ)と結婚。桜井知栄尼(ちえいに),のち多田千枝子にまなぶ。能書家としても知られ,飯田市に「むかし誰うえそめてかくいとさくらいとなかく世にたえぬかをりそ」という歌碑がある。嘉永(かえい)6年8月27日死去。69歳。通称は阿波御前。号は桂珠院。名は「しげこ」ともよむ。

堀成子 ほり-しげこ

ほり-なりこ

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

USスチール買収問題

日本製鉄は2023年12月、約141億ドル(約2兆2千億円)で米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化する計画を発表した。国内の鉄鋼市場が先細る中、先進国最大の米国市場で、高級鋼材需要を取り込み、競争力...

USスチール買収問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android