堀見内村(読み)ほりみないむら

日本歴史地名大系 「堀見内村」の解説

堀見内村
ほりみないむら

[現在地名]仙北町堀見内

川口かわぐち川の下流左岸に位置し、南を矢島やしま川が流れる。北は福田ふくだ村、東は板見内いたみない村、西は戸地谷とちや村、南は払田ほつた村に接する。

梅津政景日記」寛永九年(一六三二)三月七日条に「ほり見内村百姓共、野役銀之出入ニ付、上下引分テ、申分御座候」とある。この時期給人の知行給地で上下と二分されていたと思われる。正保四年(一六四七)の出羽一国絵図に七一四石とあり、享保一四年(一七二九)の黒印高帳(秋田県庁蔵)には当高で本田七六一石余、本田並二二八石余、新田一六三石余、合計一千一五二石三斗八升八合とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android