日本歴史地名大系 「堂庭村」の解説 堂庭村どうにわむら 静岡県:駿東郡清水町堂庭村[現在地名]清水町堂庭・卸団地(おろしだんち)湯川(ゆかわ)村の北、柿田(かきだ)川(泉川)の左岸に位置し、北は玉川(たまがわ)村など。泉(いずみ)郷六ヵ村の一つ。元禄一一年(一六九八)旗本久世領と同坂部領の相給となる(国立史料館本元禄郷帳・「寛政重修諸家譜」など)。坂部氏は宝永三年(一七〇六)無嗣絶家となり、同領分は幕府領となる。元文元年(一七三六)幕府領分が旗本酒井領に転じ、以後久世・酒井両家の相給で幕末に至った(旧高旧領取調帳など)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報