堅田鮒(読み)かたたぶな

精選版 日本国語大辞典 「堅田鮒」の意味・読み・例文・類語

かたた‐ぶな【堅田鮒】

  1. 〘 名詞 〙 ( 滋賀県大津市堅田の琵琶湖沿岸で多くとれるところから ) 「げんごろうぶな(源五郎鮒)」の異名。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「古へはいとも畏しかたたふな包焼(つつみやき)なる中の玉章藤原家良〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android