報土(読み)ホウド

デジタル大辞泉 「報土」の意味・読み・例文・類語

ほう‐ど【報土】

仏語報身仏ほうじんぶつが住む浄土

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精選版 日本国語大辞典 「報土」の意味・読み・例文・類語

ほう‐ど【報土】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。報身仏が住む浄土。
    1. [初出の実例]「是報仏報土」(出典:往生要集(984‐985)大文一〇)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「報土」の意味・わかりやすい解説

報土
ほうど

仏教用語。業に応じて報われる国土の意。 (1) 果報土ともいい,生きとし生けるものが,みずからの行為によって次の世に受ける国土。 (2) 実報土ともいい,修行時代の菩薩が立てた誓願によって成就される浄土のこと。たとえば極楽などがこれにあたる。

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