塁を摩する(読み)ルイヲマスル

精選版 日本国語大辞典 「塁を摩する」の意味・読み・例文・類語

るい【塁】 を 摩(ま)する

  1. 敵の塁にま近く迫る。〔春秋左伝‐宣公一二年〕
  2. ほとんどそれと同等の地位・技量に達しようとする。匹敵する。
    1. [初出の実例]「大道に出る豆蔵の塁を摩して雄を争ふも可なりといふ程では有るが」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む