塔村(読み)とうむら

日本歴史地名大系 「塔村」の解説

塔村
とうむら

[現在地名]京北町大字塔

山国やまぐに九ヵ村の一。大堰おおい川上流右岸にある山間集落。北東比賀江ひがえ南西鳥居とりい、東はつじの各村。村内を丹波路が通る。村の北方山麓に塔村古墳群がある。

古代は「和名抄」に記す山国郷に属し、中世は山国庄本郷(山国杣)内八ヵ村に含まれる。近世以前は塔本とうもと村と称された。初見は宝徳三年(一四五一)八月一〇日付の山国惣庄山地寄進状写(井本昭家文書)に、山国惣庄古老の一人として「塔本村有琳」とある。天文一九年(一五五〇)の郷中名主之事(吹上家文書)によると、当村の名主は塔本右近尉行重・高室八郎右衛門峯信・平井兵庫介有武・平井和泉介有純・田尻越後祐倍家の五名である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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