日本歴史地名大系 「鳥居村」の解説
鳥居村
とりいむら
村落の形成は山国神社が宝亀年間(七七〇―七八一)に創建されたとの伝承があることから、少なくとも奈良時代末期と推定される。古代は「和名抄」に記す山国郷に属し、中世は山国庄本郷(山国杣)八ヵ村に含まれる。
村名の初見は宝徳三年(一四五一)八月一〇日付の山国惣庄山地寄進状写(井本昭家文書)で、山国惣庄古老の一人として「鳥居村久保道祐」とある。当村の名主は天文一九年(一五五〇)の郷中名主之事(吹上家文書)に、鳥居河内守村雄・舟越采女介清為・辻隼人正村徳・西山内匠允為清・久保左衛門尉百俊の五名をあげている。
鳥居村
とりいむら
鳥居村
とりいむら
鳥居村
とりいむら
鳥居村
とりいむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報