塚畑遺跡
つかばたけいせき
[現在地名]久留米市安武町安武本
筑後川左岸の低位台地(塚畑台地)上に所在する弥生時代前期から終末期までの集落跡で、掘立柱建物跡や竪穴住居跡が出土した。同じ台地上には酢正免・女堀・野畑・三反野・押方の各遺跡などがある。掘立柱建物跡は二種類あり、二間×一間型は竪穴住居跡と規模がほぼ同じで住居とされ、一間×一間型は高床倉庫と考えられている。掘立柱建物の時期は特定できないが、約二三〇棟に及ぶ。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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