塞方(読み)せくかた

精選版 日本国語大辞典 「塞方」の意味・読み・例文・類語

せく【塞】 方(かた)

  1. 物事をさえぎりとどめるもの。また、その方法
    1. [初出の実例]「思ひかはしたる若き人の中の、せくかたありて心にもまかせぬ」(出典:枕草子(10C終)一一九)
    2. 「飛鳥川(あすかがは)かはる淵瀬もある物をせくかたしらぬ年の暮かな〈如願〉」(出典新勅撰和歌集(1235)冬・四四〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む