塩俵新田(読み)しおだわらしんでん

日本歴史地名大系 「塩俵新田」の解説

塩俵新田
しおだわらしんでん

[現在地名]白根市上塩俵かみしおだわら中塩俵なかしおだわら下塩俵しもしおだわら大通おおどおり一―二丁目

なかくち川右岸に沿い、集落は上・中・下に分れる。北は中ノ口川と信濃川の合流点。慶長三年(一五九八)頃の新発田藩の御領内高付帳(新発田市史資料)に「百八拾壱石九斗七升 西さかや村塩俵村 西笠巻」とあり、西酒屋にしさかや村の高内であった。同一七年の御蔵納同払方帳(同書)に「壱石壱斗八升 塩俵村」とある。寛文七年(一六六七)と推定される御領内見分之書付(貴船家文書)に家数四六・人数二七〇、天和三年(一六八三)とみられるその貼紙には家数八二・人数四一一とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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