塩山古墳群(読み)しおやまこふんぐん

日本歴史地名大系 「塩山古墳群」の解説

塩山古墳群
しおやまこふんぐん

[現在地名]能勢町片山 上山

山田やまだ山辺やまべ大路次おおろじの三河川の合流点近くにそびえる独立山塊から、北に派生する丘陵上に築造された古墳群。方墳二基と円墳九基が数えられるが、これらは四つの小群に分けられる。なお同丘陵に分布する前方後円墳一基(狐塚古墳)・円墳八基を併せてしお古墳群と総称することがある。群中最高所を占めるのは、一辺約二三メートル・高さ三メートルの方墳で、円筒埴輪葺石が認められる。ほかに筒形器台と思われる須恵器の小片が出土しており、これら遺物の年代観から古墳の築造時期は五世紀後半に求められる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む