塩市村(読み)しおいちむら

日本歴史地名大系 「塩市村」の解説

塩市村
しおいちむら

[現在地名]高砂市米田町塩市よねだちようしおいち中島なかじま二―三丁目・美保里みほのさと

中島村の北に位置し、竜山たつやま丘陵の東、あらい川右岸にあったが、現在は法華山谷ほつけさんたに川左岸に立地する。印南いなみ郡に属した。慶長国絵図に塩市とみえる。江戸時代を通じて姫路藩領。正保郷帳では田方二四六石余・畑方四三石余。宝暦七年(一七五七)の村明細帳(糟谷家文書)では高三五二石余、反別は田方一六町余・畑方四町二反余、新田畑高一四石余・反別七反余、家数一二八・人数六二七、石山一ヵ所、小物成として犬米・草藁銀があった。また扶持馬飼料米四斗二合が給されていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android