塩新田村(読み)しおしんでんむら

日本歴史地名大系 「塩新田村」の解説

塩新田村
しおしんでんむら

[現在地名]福田町塩新田

あい新田・南田伊兵衛みなみだいへえ新田・宇兵衛うへえ新田、豊田とよだ清庵せいあん新田が周囲にあり、今之浦いまのうら川の二支流とぼうそう川に取囲まれている。寛永二年(一六二五)大之郷おおのごう(現磐田市)が開発、同年より草野の分役米四石余を上納した。寛文五年(一六六五)から四年間中泉なかいずみ(現同上)の善右衛門が、草野・塩浜ともに米三一石五斗で請負新田にするつもりであったが果せず、同一〇年から南田みなみだ村伊兵衛が野米七石で請負い、延宝二年(一六七四)には中泉代官所の検地により南田村伊兵衛新田として免状を受けている(大杉家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android