塩曾根村(読み)しおぞねむら

日本歴史地名大系 「塩曾根村」の解説

塩曾根村
しおぞねむら

[現在地名]清里村塩曾根

雁平かりひら川が西へ流れ、東は福島ふくしま村、南は馬屋まや村に接する。正保国絵図に村名がみえる。延宝七年(一六七九)の越州四郡高帳では高一〇四石余。天和三年郷帳によれば高一九〇石七斗余、新田高一六石七斗余、入新田高三二石八斗余。寛永年間(一六二四―四四)水源として小潟こがた池が築かれた。元禄一六年(一七〇三)には大工一〇人・木挽四人を要して樋戸を普請(「大工木挽賃銭請取状」小見菊治氏蔵)、その後も堤の補修が度々行われた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android