塩落(読み)しおおち

精選版 日本国語大辞典 「塩落」の意味・読み・例文・類語

しお‐おちしほ‥【塩落】

  1. 〘 名詞 〙 神仏へ願をかけ塩断ちしていた期間が終わって、塩を使った食物を食べてもよくなること。
    1. [初出の実例]「ナニサ塩落(シホオチ)でおすよ あさのうちはしほものだちをする事いづれの女郎やにもあるものなり」(出典洒落本・廓節要(1799))

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