塵念(読み)じんねん

精選版 日本国語大辞典 「塵念」の意味・読み・例文・類語

じん‐ねんヂン‥【塵念】

  1. 〘 名詞 〙 俗世間に生きる人のけがれた心。名利を追う心。俗念。〔孟浩然‐雲門寺西六七里聞符公蘭若最幽与薛八同往詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 項目

普及版 字通 「塵念」の読み・字形・画数・意味

【塵念】じん(ぢん)ねん

俗念。唐・白居易〔微之(元)に与ふる書〕生故人、吾(われ)を去ること里、然(べつぜん)たる塵念、此の際に(しばら)く生ず。

字通「塵」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android