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じん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


じん

仏教用語。六境すなわち感覚器官対象である色,声,香,味,,法のことで,真実の心性をけがすことから塵と呼ばれている。


ちり

相撲の仕切りに関することば。塵浄水 (ちりじょうず) の略で,昔,野天相撲を取ったとき,雑草 (ちり) をむしりとって手を清めたのが始めとされる。かしわ手を打って,もみ手をしてから腕を左右に開き,初め上に向けた手のひらを下に返す動作を「塵を切る」といい,武器を持っていないことを示す意味があった。

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デジタル大辞泉の解説

ごみ【×塵/×芥】

利用価値のないこまごました汚いもの。ちり。あくた。塵芥(じんかい)。「―の山」「―捨て場」
水底にたまった泥状のもの。
「水田(みづた)の―深かりける畔(くろ)の上に」〈平家・九〉
[用法]ごみ・くず――「ごみ」は不要になり捨てられた物や、その辺にある汚いものをいう。「粗大ごみ」「川にごみを捨てる」などを普通「くず」とは言わない。◇「くず」は、切ったり削ったりして、良いところをとったりしたあとに残る役に立たない部分をいう。「パンくず」「糸くず」のように他の語に付いて、役にも立たないかけら、切れ端であることを示し、また、役に立たない意から比喩的に「あいつは人間のくずだ」などともいう。

じん〔ヂン〕【×塵】

ちり。ごみ。
「側らにある―を取って摘み」〈織田訳・花柳春話
仏語。
㋐感覚の対象。境(きょう)。
㋑煩悩。
数の単位。1の10億分の1。→位(くらい)[表]

じん【塵】[漢字項目]

[音]ジン(ヂン)(呉) [訓]ちり
〈ジン〉
ちり。ほこり。「塵埃(じんあい)塵芥(じんかい)塵土灰塵黄塵後塵砂塵微塵(みじん)梁塵(りょうじん)
俗事。俗世間。「塵界塵外俗塵
仏教で、感覚に触れて修行の妨げとなるもの。「六塵(ろくじん)
〈ちり〉「塵紙塵塚
[難読]塵芥(ごみ)

ちり【×塵】

細かいくずなどが飛び散ったもの。ほこり。また、小さなごみ。「一つない部屋」
俗世間のわずらわしさ。世俗のよごれ。「浮世のを払う」
ほんの少しであること。多く、あとに打消しの語を伴って用いる。「ほども疑わない」

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デジタル大辞泉プラスの解説

2012年公開のドキュメンタリー映画。監督・撮影・編集:河瀬直美。出演:河瀬直美、河瀬宇乃(監督の養母)、光祈(監督の息子)ほか。「につつまれて」(1992)に始まる自伝的ドキュメンタリー群の集大成的な作品。

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大辞林 第三版の解説

じん【塵】

〘仏〙
感覚や心の働きの対象。
心を汚すもの。
煩悩ぼんのう
数の単位。沙しやの10分の1。すなわち1の10億分の1。 〔塵劫記〕

ちり【塵】

こまかくとびちるごみ。ほこり。 「本棚の-を払う」
小さなごみ。あくた。 「いとちひさき-のありけるを目ざとに見つけて/枕草子 151
(浄土に対して)この世のわずらわしさや、けがれ。世俗のよごれ。 「うき世の-」 「世に従へば、心、外の-に奪はれて惑ひやすく/徒然 75
よごれ。けがれ。 「いかでわれ心の雲に-据ゑで見る甲斐ありて月を眺めん/山家
ほんのわずかなこと。ほんの少し。 「 -ほども心にかけない」

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