俗念(読み)ゾクネン

精選版 日本国語大辞典 「俗念」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐ねん【俗念】

  1. 〘 名詞 〙 世間一般の雑事に関する思い。名誉や利益を得たいと思う心。俗慮。
    1. [初出の実例]「世縁俗念(ソクネン)をうすくして、風月にうそぶきて」(出典:米沢本沙石集(1283)五本)
    2. 「悟道の後、何事も意の如くに出来ん事はないが、只夢の中では俗念が出て困ると」(出典:草枕(1906)〈夏目漱石〉三)
    3. [その他の文献]〔白居易‐翫松竹詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む