デジタル大辞泉 「墓木已に拱す」の意味・読み・例文・類語 墓木ぼぼく已すでに拱きょうす 《「左伝」僖公三二年から》墓に植えた木が一抱えもあるほどの太さに成長している。死後長い年月が経った意に、また、相手を死にぞこないとののしる言葉として用いる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「墓木已に拱す」の意味・読み・例文・類語 ぼぼく【墓木】 已(すで)に拱(きょう)す ( 「春秋左伝‐僖公三二年」の「爾何知、中寿爾墓之木拱矣」から ) 墓上に植えた木がすでに一かかえもあるほどに生長している。原義は、本来ならそうなっているはずだとして、相手を、死に損ない、長生きして邪魔な奴だとののしることば。転じて、実際に死後長い年月を経た意にもいう。[初出の実例]「伯玉墓木已拱、遺稿未レ出」(出典:日本詩史(1771)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例