増野三良(読み)マシノ サブロウ

20世紀日本人名事典 「増野三良」の解説

増野 三良
マシノ サブロウ

明治・大正期の詩人,翻訳家



生年
明治22(1889)年1月16日

没年
大正5(1916)年3月3日

出生地
島根県浜田市

学歴〔年〕
早稲田大学英文科〔明治44年〕卒

経歴
大正3年季刊詩誌「未来」を三木露風服部嘉香柳沢健らと創刊。第1輯に劇詩「智慧樹」を発表した。オスカー・ワイルド、オーマル・カイヤムを経て、タゴールに傾倒し、訳書に「ギタンジャリ」「新月」「園丁」などがある。のち肺を病み、故郷浜田で静養中没した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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