日本歴史地名大系 「墨俣町」の解説 墨俣町すのまたちよう 岐阜県:安八郡墨俣町面積:三・三二平方キロ安八郡の中央部に位置し、東は長良川を隔てて岐阜市・羽島市、西から南は安八町、北は本巣(もとす)郡穂積(ほづみ)町に接する。町域の北端を東流する犀(さい)川は町の北東端で五六(ごろく)川・中(なか)川を合流し、長良川に沿って南流して安八町大森(おおもり)付近で同川に合流する。町名は多数の河川が合流して洲の俣の形状を呈していたことに由来するという。近世初頭に木曾川が現流路に付替えられるまで美濃国と尾張国の国境に位置し、古代から近世に至るまで水陸交通・軍事両面の要衝であった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by