墨点(読み)ぼくてん

精選版 日本国語大辞典 「墨点」の意味・読み・例文・類語

ぼく‐てん【墨点】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 黒色の点。墨でつけたしるし
    1. [初出の実例]「願生澗底之松、焦心而成墨点」(出典本朝文粋(1060頃)一三・発願文〈兼明親王〉)
  3. 墨で加点した訓点
    1. [初出の実例]「法華経奉于御目。如嵯峨本墨点并四声、又以朱可其句之由被仰出也」(出典:蔭凉軒日録‐長祿四年(1460)閏九月三日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む