声掛(読み)こえがかり

精選版 日本国語大辞典 「声掛」の意味・読み・例文・類語

こえ‐がかりこゑ‥【声掛】

  1. 〘 名詞 〙 身分地位の高い人から、特別の命令処遇を受けること。また、それを受けた人。多く接頭語「お」を付けた形で用いる。→御声掛かり
    1. [初出の実例]「無礼講にして賑やかに、とある家令の声懸(コヱガカリ)に、〈略〉いよいよ乱酒になる」(出典:二人女房(1891‐92)〈尾崎紅葉〉上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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