声文を成す(読み)こえあやをなす

精選版 日本国語大辞典 「声文を成す」の意味・読み・例文・類語

こえ【声】 文(あや)を成(な)

(「詩経大序」の「情発於声、声成文、謂之音」による語) 声に感情がこもり美しい調子を作る。
筑波問答(1357‐72頃)「毛詩といふ文に、『声のあやをなす』といふも、言葉の花の事にや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android