声文を成す(読み)こえあやをなす

精選版 日本国語大辞典 「声文を成す」の意味・読み・例文・類語

こえ【声】 文(あや)を成(な)

  1. ( 「詩経大序」の「情発於声、声成文、謂之音」による語 ) 声に感情がこもり美しい調子を作る。
    1. [初出の実例]「毛詩といふ文に、『声のあやをなす』といふも、言葉の花の事にや」(出典:筑波問答(1357‐72頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む