売上債権回転率(読み)うりあげさいけんかいてんりつ(その他表記)turnover ratio of credit customers

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「売上債権回転率」の意味・わかりやすい解説

売上債権回転率
うりあげさいけんかいてんりつ
turnover ratio of credit customers

受取手形売掛金などの売上債権に対する売上高比率分母の売上債権はその年度の平均残高 (期首と期末の平均残高) をとるべきであるが,実務では期末残高をとることが多い。分子には年間売上高を計上する。これは商品や製品を販売し代金を回収するまでのサイクルを年間何回繰返したかを示す指標で,回転率が高ければ回収状態がよく,低ければ悪いという判断材料となる。売上債権を平均月間売上高で除したものを売上債権回転期間 (日数) と呼び,これは売上債権回転率と逆数の関係にある。

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