売渡抵当(読み)ウリワタシテイトウ

デジタル大辞泉 「売渡抵当」の意味・読み・例文・類語

うりわたし‐ていとう〔‐テイタウ〕【売渡抵当】

売渡担保

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精選版 日本国語大辞典 「売渡抵当」の意味・読み・例文・類語

うりわたし‐ていとう‥テイタウ【売渡抵当】

  1. 〘 名詞 〙 売渡担保のこと。債務者債権者に売り渡す形式をとって担保に供した物をそのまま使用、収益する点で、抵当権設定に似ているところからその名がある。

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世界大百科事典(旧版)内の売渡抵当の言及

【譲渡担保】より

…また,権利をあらかじめ債権者に移しておく点で〈権利移転型〉担保と呼ばれる。実際の契約では売渡(うりわたし)抵当とか売渡担保という場合も少なくない。(1)用いられる対象 (a)まず,動産を対象とするものがあり,事業会社や金融機関が譲渡担保をとるときは,これが中心となってきた。…

※「売渡抵当」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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