壺の口切り(読み)つぼのくちきり

精選版 日本国語大辞典 「壺の口切り」の意味・読み・例文・類語

つぼ【壺】 の 口切(くちき)

  1. 陰暦一〇月の初め茶壺の口の封を切って、新茶を挽(ひ)茶事を催すこと。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「十月も中の事なるに、つぼの口きりと申てみな人ざざめきあへりけり」(出典:御伽草子・酒茶論(古典文庫所収)(室町末))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android