壺中の薬(読み)こちゅうのくすり

精選版 日本国語大辞典 「壺中の薬」の意味・読み・例文・類語

こちゅう【壺中】 の 薬(くすり)

  1. 服用すると不老不死仙人になれるという薬。仙薬
    1. [初出の実例]「雖喩出蓬山之宮、以帰芝田之讁、而猶嘗壺中之薬、堪地上之仙」(出典本朝文粋(1060頃)一一・観賜群臣菊花詩序〈紀長谷雄〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む