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仙薬 センヤク

デジタル大辞泉の解説

せん‐やく【仙薬】

飲むと不老不死の仙人になるという薬。
非常によく効く霊薬

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

せんやく【仙薬 xiān yào】

仙人になるための薬。中国,晋の葛洪の《抱朴子》では,その〈金丹篇〉において,不老長生を得るには金を服用することが最も肝要であるとする。金丹の金は火で焼いても土に埋めても不朽である点が重んじられ,丹の最高のものは九転の丹で,焼けば焼くほど,霊妙に変化する点が重んじられた。そして,この大薬である金丹を作る際には,人里離れた名山で斎戒沐浴し身辺を清潔にしなければならぬとされ,種々の製作法が説かれる。また〈仙薬篇〉では,仙薬を3種に分類する。

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大辞林 第三版の解説

せんやく【仙薬】

飲めば不老不死の仙人になるという薬。
不思議な効き目のある薬。霊薬。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の仙薬の言及

【医学】より

…正倉院宝物の中には,中国産のもののほかにインドやペルシア産のものもある。宮廷医学として興味あることは,中国のそれにならって,長命のための仙薬の服用が流行していることである。この仙薬は,金,銀,水銀,ヒ素などの重金属を主成分とするもので,用量をすぎれば,かえって寿命を縮める結果になる。…

【山】より

… 山を神聖視する観念は,とりわけ道教徒の間ではぐくまれた。《五岳真形図》と呼ばれる山岳図は彼らの間で重要視されたし,また練丹をはじめとする仙薬の製造は山中で行わねばならぬとされたのは,山神の加護を得るためであった。だがその一方,山神は恐ろしい存在でもあった。…

※「仙薬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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