最新 地学事典 「変形ラメラ」の解説
へんけいラメラ
変形ラメラ
deformation lamella
変形作用によって二次的に生じた結晶内にみられるラメラ。並進面の痕跡・双晶ラメラ・非双晶ラメラ(I.Borg et al.,1953),変形帯,キンク帯など。前三者はユニバーサルステージによってその結晶学的位置が直接決定できる面構造であるが,後二者は多くの場合,間接的にのみ決定される面構造。変形ラメラの多くはその力学的性質が明らかであるので,特定の構造領域(例えば褶曲)におけるその分布および配列の統計的解析によって,構造形成時の応力分布様式の解析に使用。
執筆者:原 郁夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

