岩石学辞典 「変朽安山岩」の解説
変朽安山岩
多くの研究者によって調べられたが,特に鉱床関係に伴われる変質作用と関係した研究が多い[今井 : 1991].安山岩などが変質作用を受けた岩石とする考えが多いが,プロピライトの岩体で噴出した熔岩の産状を示すものがり,大きな岩体全部が一様な変質をしていることから,初めからプロピライト・マグマによって形成された火成岩という考えがある[Ishikawa : 1960].
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
…安山岩や石英安山岩などの火山岩の熱水変質作用により生じた緑色の岩石。変朽(へんきゆう)安山岩とも呼ぶ。鉱床を取り巻く原岩が熱水の作用により変質する場合の〈母岩の変質〉の一つであって,日本では特に第三紀に形成された金,銀,銅,鉛,亜鉛の鉱脈型の鉱床の母岩の変質にみられる例が代表的なものである。…
※「変朽安山岩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新