外内村(読み)とのうちむら

日本歴史地名大系 「外内村」の解説

外内村
とのうちむら

[現在地名]米沢市外ノ内・金池かないけ一―五丁目・中央ちゆうおう三丁目・同七丁目・春日かすが一―三丁目・徳町とくまち

花沢はなざわ村の北に位置し、まつ川と羽黒はぐろ川の合流点北の平地立地。戸ノ内(米府鹿子)・外之内(上杉領村目録)とも書く。正保郷帳に村名がみえ、田一二五石余・畑一二五石余。元禄二年(一六八九)幕府領預所屋代やしろ郷と米沢藩領の境目に位置した当村に藪口番所が置かれ、番所役人が通行人の取締を行った(「新番所之覚」市立米沢図書館蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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