知恵蔵 「外厩制」の解説 外厩制 通常、競走馬はトレーニングセンターや競馬場に設置された厩舎に一定日数以上滞在し、そこで調教されることが出走のための要件となっている。このような制度を内厩制と呼ぶ。一方、2003年よりホッカイドウ競馬で認定厩舎制度がスタートした。この制度では、調教施設やファンへの情報提供などの面で一定の水準を満たす牧場などを事実上の厩舎として運用することができる。これを外厩制と呼び、日本の厩舎制度を変える試みとして注目されている。06年には南関東でも外厩制の導入が決まり、注目を浴びている。 (須田鷹雄 競馬ライター / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報 Sponserd by