外因的(読み)がいいんてき(その他表記)exogenetic, exogene, exogenic, exogenous

岩石学辞典 「外因的」の解説

外因的

地球表面か表面近くの原因で起こる地質過程を意味する語で,この過程によって形成される岩石鉱床地形にも使用される[Crook : 1941].広い意味の言葉で異なった意味で使われる.機械的に堆積した砕屑岩中の外来破片に用いられた[Humboldt : 1845, Pettijohn : 1975].グラボウは多くの堆積岩の記載に使用した[Grabau : 1904].大きな火成岩貫入岩体による母岩の変成作用記述に使用された[Bateman : 1952].反対は内因的(endogenetic)である.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android