外大工町(読み)そとだいくまち

日本歴史地名大系 「外大工町」の解説

外大工町
そとだいくまち

[現在地名]彦根市京町きようまち一―三丁目

七十人しちじゆうにん町の南にある。元禄八年大洞弁天寄進帳に町名がみえ、軒数五八のうち借家三八、男一一七・女一〇五(ほか下人一三)、諸職諸商は一一種二四軒で、大工一〇のほか古道具屋・指物屋・菓子屋・酒屋・肴屋・豆腐屋など、町代・横目が置かれていた。安永七年(一七七八)の万留書(彦根市史)では大工役二三軒、ほか町代・横目二軒、年貢地一軒とあり、諸職人の国役負担日数は家持が三〇日、借家の者は一五日となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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