日本歴史地名大系 「外山庄」の解説 外山庄とびのしよう 奈良県:桜井市桜井地区外山村外山庄「大乗院雑事記」文明一一年(一四七九)五月一三日条の「一乗院家御領注文行賢五巻記定」に「外山庄大后寺領十石御米」とあり、外山庄はもと大后(たいこう)寺(寺跡未詳)領で、寄進により興福寺一乗院領になったものと考えられ、なお一〇石を保留していることがうかがえる。応永六年(一三九九)の興福寺造営段米田数帳(春日神社文書)の十市郡に一乗院方として「外山庄 二十二町五段」とみえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by