外景(読み)がいけい

精選版 日本国語大辞典 「外景」の意味・読み・例文・類語

がい‐けいグヮイ‥【外景】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 外の景色。また、外側からみた様子。
    1. [初出の実例]「『フレデルヒ、セ、クレート』王の騎馬像あり、広渠の前に兀立し、規模稍宏なれとも、外景は甚た美ならす」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉三)
  3. 世間の人に対する体面
    1. [初出の実例]「稲荷講などと、神を土台に小銭を集め、買喰ひなどを致すとは、野鄙な了簡。その上、お上の外景にも関はること」(出典:歌舞伎・忠臣蔵年中行事(1877)二月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「外景」の読み・字形・画数・意味

【外景】がいけい

火。

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