外村与左衛門(9代)(読み)とのむら よざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「外村与左衛門(9代)」の解説

外村与左衛門(9代) とのむら-よざえもん

1788-1842 江戸時代後期の商人
天明8年7月5日生まれ。近江(おうみ)(滋賀県)南五個荘村の人。文政5年外村家9代をつぐ。京都店を整備し,天保(てんぽう)7年織物問屋株を買って大坂進出,9年安土町に外与(とのよ)大坂店をひらく。大和(奈良県)郡山(こおりやま)藩主柳沢家の財政管理にもあたり,外与中興の祖といわれる。天保(てんぽう)13年9月20日死去。55歳。名は基信。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android