外海銕次郎(読み)ソトミ テツジロウ

20世紀日本人名事典 「外海銕次郎」の解説

外海 銕次郎
ソトミ テツジロウ

明治〜昭和期の実業家



生年
慶応2年5月(1866年)

没年
昭和8(1933)年4月7日

出生地
近江国(滋賀県)

旧姓(旧名)
田村

経歴
田附家に生まれ、のち外海家を継ぐ。米国に渡り綿花取引に従事し、明治32年帰国綿糸を清(中国)に輸出して成功する。のち丸松合資を設立しメリヤス製造業を営む。傍ら、日東綿業取締役、大阪輸出メリヤス同業組合理事長などを務め、更に昭和2年日本輸出メリヤス組合連合会理事長を兼任した。この間、大正9年から8年間大阪商工会議所議員も務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「外海銕次郎」の解説

外海銕次郎 そとみ-てつじろう

1866-1933 明治-昭和時代前期の実業家。
慶応2年5月生まれ。アメリカで綿花取引に従事し明治32年に帰国。綿糸を清(しん)(中国)に輸出して成功する。のち丸松合資を設立しメリヤス製造業をいとなんだ。日本輸出メリヤス組合連合会理事長。昭和8年4月7日死去。68歳。近江(おうみ)(滋賀県)出身本姓は田附。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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