外淵村(読み)そぶつむら

日本歴史地名大系 「外淵村」の解説

外淵村
そぶつむら

[現在地名]大垣市外渕そぶつ

杭瀬くいせ川左岸、大垣輪中の南部に位置し、西は外花とばな村。江戸初期の外花村枝郷南外淵新田一本木いつぽんぎ新田にあたる。江戸初期に外花村野方の開発が進み、「座右秘鑑」などによると寛永一八年(一六四一)南外淵・一本木新田が成立、のち両新田を外淵村とよんだらしい。江戸時代は大垣藩領。正保郷帳では南外淵新開は田高九二四石・畑高三二石、一本木新開は田高一二七石余・畑高二石余。貞享二年(一六八五)の大垣領村々高帳には外淵村とみえ、高一千一一三石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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