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大垣市 おおがき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大垣〔市〕
おおがき

岐阜県南西部,美濃平野 (→濃尾平野 ) の西部にある市。東と西に飛び地がある。 1918年市制施行。 1949年中川村,1951年和合村,1952年三城村,1954年荒崎村の大部分,1967年赤坂町,2006年上石津町,墨俣町をそれぞれ編入。中心市街地は揖斐川西岸標高 10m以下の沖積低地で,弥生土器の出土地や古墳群があり,古くから開けていた。8世紀には東大寺の荘園,大井荘が置かれ,『延喜式』駅伝条には不破駅 (市街地西方の青墓) がみられる。天文4 (1535) 年大垣城が築城。関ヶ原の戦いの際,一時西軍の本拠地となる。寛永 12 (1635) 年戸田氏銕入城,以後戸田氏 11代,10万石の城下町として繁栄 (→大垣藩 ) 。美濃路の宿駅も兼ね,また伊勢湾へ通ずる水運の要衝でもあり,一帯の政治,文化,交通の中心地として明治にいたった。以後,県庁が岐阜市に設置されて政治機能を失い,1891年の濃尾地震,1896年前後のたび重なる水害による打撃を受けて市勢は一時衰退したが,豊富な地下水と揖斐川水系の電力,東海道本線の開通により明治末期から繊維,化学工業が発達。第2次世界大戦中は金属・機械工業の比重が増した。戦時中5回の空襲により市街の大半を焼失。戦後市街地は復興。工業生産も増加し,繊維,化学,食品,輸送用機械,一般機械などの工業が発達。農村部では,米作,花卉栽培が行なわれる。国の史跡の美濃国分寺跡や昼飯大塚古墳,国の重要文化財桑原家住宅のほか,円興寺,徳勝寺,大垣城,一夜城として知られる墨俣城など名所に富み,梁川星巌記念館,歴史民俗資料館,金生山化石館など文化施設も多い。一之瀬のホンシャクナゲ群落は国の天然記念物に指定されている。また,松尾芭蕉の『奥の細道』結びの地としても知られる。市域の一部は揖斐関ヶ原養老国定公園に属する。 JR東海道本線大垣駅から樽見鉄道や近畿日本鉄道揖斐線,養老線などが分岐。国道 21号線,258号線,365号線,417号線が通り,1964年名神高速道路の大垣インターチェンジが設置された。面積 206.57km2。人口 15万9879(2015)。

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デジタル大辞泉の解説

おおがき‐し〔おほがき‐〕【大垣市】

大垣

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